歴史の星空に飛び込んで


***


「一応今度やっぱりお医者さんに行きましょう沖田さん」

「大丈夫ですよ」



帰りながらやっぱり私はさっきの沖田さんが気になった。



「ケホッ」

「ほらやっぱり!ね、行きましょう。あ、もしかして沖田さんお医者さん怖いとか?」

「……………む」



な、もしかして図星!?
沖田さんは何も言い返すことなくそっぽを向いてしまった。

そんな子供みたいなこというなんて、



「呆れちゃいますよ。武士たるもの何か怖がるなんて言語道断です!」

「か、菅野さん……」

「ね!沖田さん」

「わ、かりました……」





< 458 / 565 >

この作品をシェア

pagetop