歴史の星空に飛び込んで


思いがけない状況に私は混乱しながら、その男の人を見ようとしてみたけど肩に担がれてるからそれもかなわない。



男の人は私が声を上げたのに驚いてすぐに走り出した。



「なに!?あなた桂さんと関係でもあるの!?」


なんで私を担いでるのー!?



外に飛び出て町を走る彼、
よく見たらなんか細身でどこからそんな力出てるの?って感じ


猫っ毛の髪がフワフワと風に靡いていた。

それにさっきから一言も話さないし、謎過ぎる。



わかることなんて今私はさらわれてるってことくらい。


彼が走るから体が揺すられて動きづらいし、



もう、ほんとうに何よ!






< 462 / 565 >

この作品をシェア

pagetop