歴史の星空に飛び込んで


桂さんはすぐさま立ち上がり舌打ちをした。



「桃、立て、来るんだ」

「い、嫌です」



腕を捕まれて、でも私は立ち上がらずに本を胸に抱きしめた。



てか、痛いっ痛いっ!



「キタジっ」



名前を呼ばれてほんっとに存在薄かったキタジ君が私の体を抱き上げようとしたその時、


涼香さんの裏けんがキタジ君にヒット!


ひええ!キタジ君かわいそう!



それでもキタジ君は痛がる様子も見せないでただ驚いて私から離れた。



なんで!?


実はキタジ君めちゃくちゃ強いとか!?








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