歴史の星空に飛び込んで


いや

そんな

冗談

でしょう?

信じたのに


全部、私が未来から来たという利用価値のための、私を利用するための嘘だったの


「……………………」



助けて

誰か、助けて

助けて!

沖田さん!




「……菅野君、遅いね」

「そうどすねぇ」



名前を呼ばれて我に返った。



息を整える



とりあえず今は、普通に。





「お待たせしました」


ちゃんと、笑えてるよね?









< 51 / 565 >

この作品をシェア

pagetop