歴史の星空に飛び込んで
沖田さんの言う武士の形は、まるで満天の星空の星のその一つみたいに、ギラギラと熱を持ちながら輝いているみたいだと思った。
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1867年11月18日。
油小路事件
近藤局長の暗殺を目論んだ伊東甲子太郎は目論みに失敗、その後討たれ
駆け付けた御陵衛士の残党も新撰組によって討たれた。
その中に、八番隊組長、藤堂平助の姿もあった。
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沖田さんの言ってたことがわかったのは、次の日の朝だった。
でも、友の死に嘆いている時間も、時代は与えてくれない程に進んでいて、
それに、沖田さんが言っていたように、
武士の生き方を受け入れないといけないんだってわかったから、
私は酷く落ち込むこともなかった。
平助君も、久坂さんも、私の心の中で強く光りを放ちながら生きているから。
私も強くなったなぁ、と自分に一人感心した。