歴史の星空に飛び込んで



『君、名は?』

『菅野桃です!』

『菅野君。……あとはよろしく』

『……は?』



始まりは突然で、



『新選組副長、土方歳三。屯所まで同行してもらう』

『私は沖田総司です。私と、そこの斎藤さんであなたを監視させてもらいますね』


運命的で、


『私は山南敬助です。あなたの名前をお伺いしたい』

『そんなことより腹へった!』

『ちょっとは食い気抑えろよ左之?』

『あなたもお腹がすいてるでしょう』

『そうだ、菅野さんの分もご飯用意しないと』


導かれるみたいにつながった。


『で、あの真ん中の人が、新選組筆頭局長近藤勇先生です。』




全ては必然だったんだと思う。

私は、歴史を、紡いでいく。





「君が助けてと言ったから、
私は君を全力で守ります」


あなたがくれた言葉を、歩んだミチを紡いでいく。











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