銀の野獣
その言葉を最後として、瑠威は 家を出ていった。




……眠い………




シャワー浴びて寝よ…


欠伸を一つ漏らすと 浴室に向かう。

そして ウィッグと カラコンを外すと、金色の髪に 赤い瞳。


そのまま着ていた服を脱いで シャワーを浴びた。






浴室から出て、日照った体を冷ますよう 冷たい水を飲み、 二階に上がる。



ふかふかのベッドに体を沈め、重たい瞼を閉じて いつのまにか眠りについた。
< 34 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop