今日も明日も…私はあなたに恋をする。
CHAPTER3
葵君のたくらみ
…み
…ゆ…み
誰かの声がする…
…起きてください……
…優海お嬢様……
起きてって…ちょ、私まだ眠いんだって……
「ん゙ー」
「おい、起きろって言ってんだろ優海」
その聞き覚えのある声色にハッと目が覚める。
と、同時に掛けられていた布団をバァっと剥がされた。
「っちょー!?」
「おはようございます。優海お嬢様」
意地悪な微笑みから一転、素敵な執事モードに切り替わる。