今日も明日も…私はあなたに恋をする。
5分後。
「準備できましたか?お嬢様」
キィっと扉が開く。
私は学校の制服に着替え、髪をとかしていた。
「朝食をお持ちいたしました。」
カラカラと音をたてるカートに朝ご飯が乗せてある。
「ありがとっ」
私はすぐに朝食にがっつく。
朝はたくさん食べないと調子がでないのだ。
と、そばにいた葵がプッと笑いだした。
「お嬢様とは思えない食いっぷりだな」
「いいじゃん!朝はいつもこうなの!」
「ま、俺はそういうの好きだけどね。」
目線を私の目の高さにあわせて微笑む。
やばい。
かっこいい。
顔が熱くなっちゃうよ…