今日も明日も…私はあなたに恋をする。



「今日は9時に始業だよな?」



葵が突然聞いてきた。



「うん?…多分。」



「お前時間ぐらい覚えとけよ…。」



「ごめんなさい。ってかなんで葵の方が学校のこと私より詳しいの?」




葵は一瞬、はぁ?という顔をして




「内緒♪」
と話をごまかした。



不思議に思いながらも聞き流す事に。



私は朝ご飯の最後の一口を食べ終えた。




「それじゃ行きますか!」


「あ、俺玄関までの見送りだけだから」




「えぇ!?」


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