今日も明日も…私はあなたに恋をする。


……神田…。

そう。私に敵対心を燃やす神田さんは同じクラスなのです。


「でもクラスの出し物は決まって…」

すかさず委員長が対抗する。


「だってお嬢様の有島さんにメイドなんて出来るのかしらぁ?」


うっ!今自分が気にしてることを神田に言われてしまった。

自分だってお嬢様じゃないの?


「大丈夫だよ!委員長気にしないで。私も参加するから」


おろおろしている委員長に慌ててこう言った。


私だってやればできるもん!


「あ〜ら有島さん、だったらこのクラスの代表もやったらどう?」


「わかったわよ!!」



え?マジ?と周りから声が聞こえてきた。


「優海さん、本気?」


あれ?私何を口走ったの?


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