今日も明日も…私はあなたに恋をする。
私"専属"執事って!?
先程の父の言葉に疑問を持ちながら、パーティー会場に入った。
まだ父の企業仲間のお客様は来てないみたい。
「優海〜」
「優海ちゃ〜ん」
声のした方に目を向けると私の友達が集まっていた。
「みっこ、彩、それに春ちゃんも!来てくれたの〜!?」
「うん!誕生日おめでと優海」
私の仲良しの3人。さばさばしてクールなみっこ、お調子者の彩、それにおっとりした春ちゃん。
私はこの3人に招待状を出した。
っていうか両親が正式に呼びなさいっていうから仕方なく。
来ることは前もって決まっていたのに招待状が来て驚いたらしい。
両親曰く、不振者対策らしいけど。
「あ〜ら、この私に挨拶もなし?有島さん」
ん?
………ゲッ!
なんで来てるんだ…呼んだ覚えないんだけど。
私の後ろには大嫌いな神田さんとその取り巻きが来ていた。
お父さんめ…招待状送ったな