今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「最近執事クンの様子がおかしい。…あんたはどう感じた?」
「いつもの葵がいいなーって…」
「最近目も合わせてくれない。…どう思った?」
「嫌だった。…ちゃんと見つめてほしかった。」
質問をする度に一歩ずつみっこが近づいてくる。
「クラスで執事クンが女の子達に囲まれている…どう思う?」
「やだ…葵は私の執事なのに…なんで他の子とばかり一緒にいるの?って。」
じゃあ最後に、と言ってまた一歩私に近づく。
「執事クンにキスされた時、どう思った?」
「全然…嫌じゃなかった。なんでだろう…好き…だからかな?」
そこで私はハッとした。
よしよし!と言ってみっこは私を抱き締めた。
「あんたやっと気付けたね!」
「へ?」