今日も明日も…私はあなたに恋をする。
クラスに戻ると皆が各々の作業に取り掛かっていた。
春ちゃん、彩はレシピを考える係
クラスの女子は半分はメイド、もう半分は調理だ。
当日午前午後で入れ替わる仕組みだ。
男子も同様。私と葵はチーフだからずっとメイドと執事。
…葵ったら男子達に丁寧にレクチャーしちゃって…
女子は目がハートになっているし…
あ、ほら神田もハートに…
「何?嫉妬ですかお嬢さん」
ふっ、と耳に息をかけてくるのはもちろんみっこ。
「やっやめてよ!耳弱いんだからー!!」
私の声がよほど大きかったらしく、皆がこっちを向いた。
その中には葵の姿もあった。
でもすぐに目をそらされちゃった…
なんか…すごく切ないな…