今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「ゆーみちゃんっ」
「な…なんでいるの?」
抱きしめられてからくるんと体を回されて
今は向かい合わせになっている。
「三浦…悟志」
「嬉しいね、名前ちゃんと覚えてくれたんだ。」
「なんでここにいるのって聞いてるんだけど」
そう。私はその事が聞きたかった。
「俺?ここの生徒会長だし。」
にやにやしながら私の髪の毛を弄ぶ。
「生徒会長がこんなことしていいと思ってんの?」
私はキッとにらみつけた。
「いーの。何しても怒られないし。」
だって親がここの理事長だもーん。と続けた。
理事長!?そんなの聞いてない!
「それよりさ」
三浦はだんだん顔を近付けてくる。
そして唇が触れるか触れないかという距離で
「執事とこの前クローゼットの中で何してたの?」
と最悪の発言をした。