今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「やっぱりあの執事でしょ?」
「違う!!キスマークなんかじゃない!!」
「ふざけんなよ」
三浦は今まで見せていた笑みから一瞬にして冷たい表情になった。
「痛っ!何するのよ!」
私は腕を掴まれてソファーに突き飛ばされた。
「執事とヤってるんだろ?俺ともできるよな?俺はお前の未来の旦那様だ。」
「やめてよ!私あんたとなんて結婚しないから!!」
「お前が婚約破棄する時はあの執事が消えると思え」
私は真っ青になった。
葵が…葵がいなくなったら私の味方は誰1人いない。
そんなの三浦の思うツボになってしまう。
そんなの…
そんなの嫌だよ…葵…
「俺の言うとおりにしたほうがいいと思うけど?」
三浦はそう言って放心している私の上に覆いかぶさってきた。
無理矢理キスをされる…
嫌…
嫌だ…気持ち悪いよ
助けてよ…助けに来てよ葵…!!
私の目からは一筋の涙が流れた。