今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「そうだったんだ。」
じゃあ、みっこが葵に知らせなかったら私は…今ごろ…
私はぶるっと身震いした。
2人で話していたら、みっこが気を利かせたのか廊下に荷物が置いてあった。
「さ、早く家に帰ろう。関口さんにはもう連絡してある。」
葵に肩を引き寄せられて学校を出る。
体温が心地いい。
だんだんと身体の震えがおさまってきた。
私はもう葵から離れたくなかった。
校舎を出るときに皆が見てようがなんだろうが気にしなかった。
私は葵がいなくちゃダメなのだ。