今日も明日も…私はあなたに恋をする。
自分が何を口走るか、私もわからない。
「私…私は葵が好きなのに…どうして気付いてくれないの?」
葵がおどろいた顔で振り返る。
「葵が嫌でも執事として私にキスし…」
「ふざけんなよ」
ずんずん近づいてきた葵に壁に押しつけられる。
「俺がいつ執事としてお前にキスした?」
唇が触れそうな距離で葵が話をする。
こんなに恐い葵見たことない…
「優海は…俺がただ執事としてお前と一緒にいると思ってんの?」
「葵…」