今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「もう!走ったりしたらダメですからね!」
そう言うなり葵君は私の後ろに周り手早く紐を結んでくれた。
お互いに顔を真っ赤にしながらはにかんだ。
「ありがとう」
「いえ。では仕事にもどります。」
真っ赤な葵君は仕事に戻っていった。
…葵君って執事だったんだ。
執事って誰かに仕えるよね。家の誰につくんだろう?
…あ、忘れてた。
きっと一部始終を見ていたであろう3人。
「かっけー」
「葵サマぁ」
「紳士的だわ。」
3人ともまだ顔を赤くしている。
「あ〜ぁ、私もお嬢様だったらなあ」
「きっとイケメンの執事もいて」
「毎日幸せに暮らしてるんだろーなぁ」
はぁ〜と私を見つめる。