今日も明日も…私はあなたに恋をする。

「それでは皆様お楽しみくださいね」


パーティは始まった。両親に挨拶に来る人、私にお祝いの言葉を言いに来る人。
私のパーティーだけど、たいして普段のパーティーと変わらない。


「ねぇ、優海ちゃん」

くるっ、と振り替える。私の前には茶髪のいかにも遊び人ぽいのがいた。

「なんですか?」

男はこっちに近づいてきた。


「ねぇ、こんなパーティー抜け出して俺と遊ぼうよ」
「…あなたは誰なんです?」


なんで?なんでお父さんはこんなチャラ男招待してんの?


「俺?三浦商事の跡継ぎだよ〜。三浦悟志。」

父の傘下の会社の息子?こんなにチャラいのが!?


「ほら二人でここ出よ〜。ここはそういうパーティーなんでしょ」


はあ!? なんなの!?

"そういう"パーティーって?


どん引きしている私のお尻にチャラ男が触れてきた。

ゾッ!!!


…やだ…やだよ


「助けて!葵君」







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