今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「優海お嬢様!」
へ?
私は葵君に抱きしめられていた。
「あっ、葵君?」
「恐かったでしょう、もう大丈夫ですからね!」
よかった。私の知ってる葵君だ。
「ありがとう、恐かったよ〜」
思わず葵君に抱きしめ返してしまった。
…がばっ
「すいません、思わず…」
「あ…いや、こちらこそ」
またお互いに顔を赤くしてしまった。
「ねぇ、どうして葵君はいつも私のピンチに駆け付けてくれるの?」
先程から気になっていた事。
「あぁ。それはですね…」
葵君が私の耳元で言った。
『優海お嬢様の"専属"執事だからですよ。』
…私…専属?