今日も明日も…私はあなたに恋をする。


執事の鍛練をするようになったのは10歳の頃。



「葵、執事になりたいか?」


「執事って?」


「執事ってのは偉い人に仕える仕事だ。使用人、とかな。」


「僕やってみたい!」


ある日じいちゃんから執事になりたいか?と聞かれた。


幼い俺は聞き慣れない"執事"という言葉をカッコいいと思ってしまったのだ。

それが失敗だったな。



それからは地獄の日々の始まりだった…




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