今日も明日も…私はあなたに恋をする。
「来ていないんですか?」
めずらしい奴だな。
普通の男なら優海お嬢様に一目会いたいと思うはずだが…
「君の知っている子だよ。久家純也君。」
「…え?」
「久家警視総監の息子の純也君だよ。君の友人だろ?」
じ、純也…
お前が帰国しなかったのは俺からこの話を聞いたからだったのか。
とんでもない奴だ!
「さて…ここにいない純也君を抜かして二人…どちらと婚約させようか」
ダメだ…純也はともかく
って!3人ともダメだろ!
二人ともお嬢様にはふさわしくないと思った。
「あの、有島様…」