へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~
「なんだよ、俺らの獲物だぞ」
「後から来て、持ってくんじゃねえ」
口々に言いながら、ヤンキーたちが立ち上がる。
その時、通りの入り口から人が走り込んで来た。
後からももう一人。
街灯の明かりで、それがシバちゃんとレイだとわかった。
シバちゃんは、真剣な顔をしていた。
いつも僕をいじめる時のような
つまらなそうな顔ではなかった。
レイも、昼間一緒にいた時の顔とは違って見える。
修羅場ってやつを何度も経験してるんだろう。
「後から来て、持ってくんじゃねえ」
口々に言いながら、ヤンキーたちが立ち上がる。
その時、通りの入り口から人が走り込んで来た。
後からももう一人。
街灯の明かりで、それがシバちゃんとレイだとわかった。
シバちゃんは、真剣な顔をしていた。
いつも僕をいじめる時のような
つまらなそうな顔ではなかった。
レイも、昼間一緒にいた時の顔とは違って見える。
修羅場ってやつを何度も経験してるんだろう。