へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~
行き止まりになる道を出て、奴らが追って来ないのを確認してから前を向いて歩き出した。
4人は微妙な位置関係で歩いていた。
フミエちゃんがポツリと
「ごめんなさい」
と言った。
誰に何を謝ったのかわからなかった。
「とにかく無事で良かった」
シバちゃんがフミエちゃんに寄り添った。
自然と僕は後ろに下がって、二人を見ながら付いていく。
そんな僕の横に、スーッとレイが来る。
「キミ、いい顔してたぞ」
いい顔?
そう言われて、
助けに現れたシバちゃんとレイの顔が浮かんだ。
真面目な顔とか、
怒った顔とかとはちょっと違う。
迫力というか、
何かを秘めているような顔、
なのかな・・・
よくわからないけど、その表情が奴らを"めんどくさい"思いにさせたんだ。
それにしても・・・
「よくあそこがわかったね」
そう言うと、
分かれたあと急に嫌な予感がして、引き返して探しに来てくれた話をしてくれた。
途中でシバちゃんとたまたま一緒になったらしい。
それで偶然見付けてくれたんだって。
予感とか、
たまたまとか、
やっぱレイってスゲー。
本人はイヤかもしれないけど、
普通じゃない何かがあるんだろうなぁ。
4人は微妙な位置関係で歩いていた。
フミエちゃんがポツリと
「ごめんなさい」
と言った。
誰に何を謝ったのかわからなかった。
「とにかく無事で良かった」
シバちゃんがフミエちゃんに寄り添った。
自然と僕は後ろに下がって、二人を見ながら付いていく。
そんな僕の横に、スーッとレイが来る。
「キミ、いい顔してたぞ」
いい顔?
そう言われて、
助けに現れたシバちゃんとレイの顔が浮かんだ。
真面目な顔とか、
怒った顔とかとはちょっと違う。
迫力というか、
何かを秘めているような顔、
なのかな・・・
よくわからないけど、その表情が奴らを"めんどくさい"思いにさせたんだ。
それにしても・・・
「よくあそこがわかったね」
そう言うと、
分かれたあと急に嫌な予感がして、引き返して探しに来てくれた話をしてくれた。
途中でシバちゃんとたまたま一緒になったらしい。
それで偶然見付けてくれたんだって。
予感とか、
たまたまとか、
やっぱレイってスゲー。
本人はイヤかもしれないけど、
普通じゃない何かがあるんだろうなぁ。