甘え×ツンデレ




そして行こうと思い振り返ると



ちょうど若が部室から出てきた。



若くんは未来の頬の怪我に


驚いている様子だった。


未来は若くんから目をそらし


門へと歩きだした。



だか、しかし







若くんが未来の腕を握った



「昨日はごめん」



そう、小さい声で言った。



「だから今日その埋め合わせ」


まだ若くんが喋っている途中に



「もういいよ」


「えっ?」
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