愛彼-Love Lover-
夜がこんなに怖いとは思わなかった。


夜の公園とか、ヤンキーいそうでさらに怖い。



「ケータイもないし、電話掛けれないよぉ…」



とりあえず、ベンチに座ろう。

そんで落ち着かなきゃ。






ふと、脳裏にさっきの出来事が蘇った。


あたし間違ってるのかな?

なりたい仕事なんかなくても、大学は行けるけど。


正直、本当はユキが卒業するからということもある。


だって、ユキがいない大学に行ったって寂しいだけだと思うんだもん。




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