サクラ咲ク






「あはは・・・・なんだ、そういう事だったんだ・・・」







震える声が、ただ痛い。








「最初から、そう言ってくれたらよかったのに・・・・」







言ってくれなきゃ、解らない。





私一人じゃ、気づけないよ・・・









「初めから、そういう事だったんだね・・・・」







なんて、愚か。


なんて、滑稽。





仲間を得たと、

この場所が大事だと、

信じてたのに。








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