サクラ咲ク





「出逢わなければ、よかったのに・・・・」






ツ・・・・と頬を伝うものが涙だと気づく。











「裏切られる位なら、信じたくなんかなかった!!!!!」








とめどなく溢れる涙に、制御ができない。











「こんな場所に、なんで来てしまったの・・・?あの日、どうして死ねなかったの!!!!もう・・・・・もう、生きていたくないよ・・・・・」







小さく笑う。





もうダメだ、と。







もう、戻れない。












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