幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
ボーッと病院を出ると、

ちょうどケータイが震えた。

【真尋くん】

こんなときに、真尋くんから電話だなんて…。

でも、心配してるから…冷静に電話に出る。

『紗羅?病院、どうだった?』

ドキッ―…

「ぁ、うん、やっぱり夏バテだったよ…。」

『そっか。まぁ、今日はせっかくの休みだし家でゆっくりしてろよ?』

「うん、ありがとう。」

『じゃあ、仕事あるから切るな。』

「…バイバイ。」


どうすればいいのか…


わからないよ――…っ。


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