幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
知らないうちに、家に帰って来ていた。

リビングに入って、そのまま床にしゃがみ込んだ。


どうすればいい―…?


ずっとその言葉だけが私の頭の中から離れなかった。


でも、私は―…。


―――…
――…

「紗羅ッ!?どうしたの?!」

どれくらい経ったのかわからないけど、

私を呼びながら肩を掴んでる美月の声にハッとした。

「美、月…」

私を優しく支えながらソファーに座らせてくれた。

「紗羅、何があったの…?」

美月にだけ、話してもいいかな―…?


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