幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
本当はこの指輪は偽物。

自分で買った指輪だった。

慎吾くんの意見で、指輪はしといた方がいいんじゃないかなかってことになって…

まぁ、付けてないよりはいいかなと思い…、

自分で買って付けていたのだ。


それを真尋くんに見られちゃうなんて…

良かったのか悪かったのか―…。

でも、これで良かったんだよね―…。


『そっか、幸せそうで良かった。』

「…ありがとぅ、」


真尋くんは今、どうなんだろう…?

怖くて、聞けないや…。


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