幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
この時俺は、少しずつ真実に近づいていたんだ。

でも自分からは聞けなくて…

結局俺は、自分で足を踏み出せなかった。

『そういえばさ~紗羅先輩も子…ッ!?』

慎吾が何かを喋ろうとした時に、

美鈴が慎吾の口を塞いだ。

もう、遅いっつの…。

慎吾が言いたいことはわかった。

「馬鹿!誰にも言わないでって言われたじゃん!」

『悪い!』


まぁ、どうせ俺が聞きたいことでもあったから良かったけど…。


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