幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
「あ、のね…」

迷ってるんだ。

真尋くんに頼りたいよ。

不安だもん。

これから何があるかわからないし…。

その時に私一人で解決するなんて…。


でも、真尋くんは全然悪くない。

凛のこと、私が勝手に産むって決めた。

数年前、真尋くんに私が凛のこと言ってたら

きっと真尋くんは喜んでくれてた。

夢を…諦めてまでも私の側にいてくれた。


だから、頼っちゃダメだと…

わかってるのに…。


私は結局…強くなれてない―…。


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