幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
「み…つき…ぃ…」

私が涙でぐちゃぐちゃになりながらも美月の方を見ると、

いつものニコッと笑った顔があった。


「行っておいで?」


「うん…―っ」


そう言った時にはもぅ、席を立って走っていた。


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