幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
次に目が覚めた時、

「ここ…」

白い天井。薬品の匂い…。

『お。起きた?』

声のする方に顔だけ動かすと、

真尋くんがドアの辺に立っていた。

「真尋くん、なんで…」

私、病院にいるの?

そう言う前に涙が出て来た。

だって、一生に一度の結婚式だったのに。

悔しくて悲しい…。


< 171 / 180 >

この作品をシェア

pagetop