幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
『それよりさ、そろそろ言っていい?』

未だに、私の手を握りながら、頭を撫でてくれる真尋くんが

ニコッと笑ってそう言った。

「な、何を…?」

なんか少しだけ怖い…。

『紗羅がここにいる理由。』

そうだった…。

それ、私も聞きたかったんだった。


「私、何処か悪いの…?」

結婚式よりも最初に気にするべきだった…よね?

『悪い…っていうか…』

何!?

不安になって来た…。


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