幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
「よし、出来たよ~!」

『おっ、旨そう!』

「やっぱ冬は鍋だね♪」

『早く食べましょうよ!』

慎吾くんがそう言うと、いち早く美鈴ちゃんが止めた。

「でも、真尋来てない…ですよね…?」

そうなんだよね、

今日は早く終わるって言ってたのに…。

また勉強頑張ってるのかな…?

「待ってたら冷めちゃうし、先に食べて?」

「紗羅、いいの?」

「いいの、いいの。」

『まー、紗羅先輩もそう言ってるし…食べましょうよ!』

「そうだね。」

みんなで乾杯をして、楽しく会話しながらご飯を食べ始める。

『美味しいです!』

慎吾くんが本当に美味しそうに食べてくれるのが嬉しかった。

まぁ、私は野菜切っただけなんだけど…。


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