幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
その時、玄関で音がした。

ガチャッ―…

『誰か来たんすか?』

「多分、真尋くんだよ」

合い鍵持ってるの真尋くんしかいないし…。

少ししてリビングのドアが開いた。

『はぁ、悪い、遅くなった。』


息を整えながら喋る真尋くんを見れば、


私は何も言えなくなる。

だって、急いで来たってことがわかるもん。


やっぱり一人いないだけでこんなに違うんだね?

真尋くんがいなかった時より、みんなの顔が明るい。

『真尋、おせーょ!』

『そうだぞー。』

『すいません、朔也先輩。』

焦って言う真尋くんが可愛かったりして…♪


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