幸せの道へ[*続*先輩♀×後輩♂]
――…

「真尋くん…っ」

待ち合わせ場所で真尋くんを見つけた。

遠くてもわかってしまう、大好きな人。

『紗羅、お疲れ。』

「真尋くんもね!」


『よし、じゃあ行くか』

真尋くんが私の手を取って歩き始めた。

のはいいけど…

「どこ行くの?」

『内緒。』

なんだそれ!?

目的地に着くまでしつこく聞いてみても、全然教えてくれなかった。


< 89 / 180 >

この作品をシェア

pagetop