星がくれた奇跡
なんだか、時間がたつのって早いな。
こんなにも早く感じたのは始めてた。
翔と、近くのオシャレなお店に入った。
「何食べる?」って聞かれて、悩みに悩んで・・・
「オムライス!」
あたしはオムライスを頼んだ。
翔は、あたしと同じの頼んでて。
「優」
「ん?」
すごい真剣な目で見てきて、
「おめでとう」
「・・・え・・・?」
翔は「おめでとう」って言ってくれた。
もしかして・・・
「翔、もしかして・・・」
「優の誕生日」
嘘!
すっかり忘れてた!!
「その顔、今日誕生日だったんだって顔」
「・・うん・・」
「優、今日は優が産まれてきてくれた日なんだからお祝いしなきゃだぞ」
「ありがとう」
「これ」
翔は、小さな箱を渡してきて。
「え・・?いいの?」
「あったりまえだろ」
「開けていい?」
「おう」
あたしは翔から貰った箱を開けた。
そしたら。
「え!?かわいいーーー」
箱の中にはブレスレットが入ってて、
「つけていい?」
「貸してみ」
翔はあたしからブレスレットを取ってあたしの腕につけてくれた。
「ありがとう!大切にする!!」
「おう」
あたしは本当に嬉しかった。
翔はもう一つって言って星のストラップをくれた。
あたしはすぐにケータイに着けた。


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