星がくれた奇跡

家族

あたしは家に帰ったら翔からメールがきた。
その内容は・・・・
『優のこと家族に言ったら今度会わせろって言われた。
俺もちゃんと優のこと紹介したいから会ってくれねぇー?』
あたしはこの内容を見てなんか緊張した。
付き合ってたらいつかは、あいさつしに行く。
これって常識だよね?
初めて付き合ったからまだそういうことはわかんない。
でも・・・・
翔の家族に会ってみたい。
会って「翔さんとお付き合いさせていただいてる優です」って言いたい。
まぁーたぶん緊張して何言ってるかわかんないと思うけど。
あたしは布団に潜り込んだ。
一応、『うん。いいよ』って返しておいた。
返信してからなんとなく・・・
翔の家族はどんなだろうって思った。

いつのまにか寝てたっぽい。
なんかだるくて・・。
学校がめんどくさい。
夏ってやだな。冬もいやだけど。
あたしは制服に着替えてリビングに行った。
そしたら・・・・
いるはずのない人物がいた。
びっくりしすぎて口からでた言葉が、
「は?」
え・・・?
なんでいるのかがわかんない。
なんでどうしてこーなった?
マジであたしの頭は使えない。
「優あんた起きるの遅いよ」
「・・・・は?・・・・」
「てかさ、あんた早く教えてよね」
「・・・・は?・・・・」
「こーんなかっこいい彼氏~」
「・・・・え?・・・・」
ちょっとまってよ!
マジであたしの頭使えないんだからさ!!
「あんた・・・・バカ?」
ついにお母さんにまでバカ呼ばわりされた。
「おばさん・・それ禁句!」
なぜか、あたしん家のリビングに居たのは間違いなくあたしの彼氏だった。



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