白猫
「なっ……」

「………なに笑ってんのよ」

使用人たちは怒りを露にしながら

その使用人を睨んだ

「…ぬしら、今まで気づかなかったのか?……小生は使用人にあらず」

使用人がそう言うと

髪と瞳の色が変わり

猫耳が生え

白猫へと姿を変えた
< 30 / 100 >

この作品をシェア

pagetop