先生は旦那様

『そうよ。空の彼女になればお兄ちゃんの家に行ったりできるから。お互い好きな人がいるから干渉しないはずだった。でも…』


海ちゃんがあたしを睨んだ。


『今あたしが好きなのは空だから!!』


『はっマジうぜぇし。こんな卑怯な事する女だって思わなかったぜ。お前女として最低だな。』


あららそんな言い方しなくても。


…ほら海ちゃん泣いちゃったから。


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