先生は旦那様

落ち着いてきたあたしは川原沿いに腰かけていた。


見覚えのある黒い車がゆっくりとスピードをおとしやがて止まった。


『なにガキがこんなとこでくつろいでるんだ?』


スモークガラスがゆっくりとおり見えたのはサングラスをかけたSHIRO オーナー。


『ガキって!!もう立派な大人です!!』


『立派ねぇ~。じゃあ誰かに襲われるといけないから送ってやるわ。』


『1人で帰れるから結構です。』


『暗くなってきてるから顔見えなくて襲ってくる男もいるかもしれないだろ? なんなら俺が襲ってやろか?』



!!!


言葉の節々がムカつく!!



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