先生の天使
第3章
地元まで戻った。
綾香はずっとブレスレットを見て嬉しそう。
その様子を見て裕二も嬉しそうだ。


そして綾香の家の前に着く。


優しくキスをされる。
綾香は人生で一番幸せだった。

裕二は車を降りて助手席のドアを開ける。

「姫どうぞ」
クスクス笑いながら差し出された手に自分の手を乗せる。


綾香が家に帰ったのを見届けて車で去って行った…




電信柱に隠れていた女の子2人…

「今の…裕ちゃん先生だよね?」
ショートカットの女の子がロングヘアーの女の子に聞く。

ロングヘアーの女の子は鞄を持っていた手を震わせる。

「私の裕ちゃん先生に彼女なんて許さない邪魔してやる!!」


踵を返して走って行く。
「ちょっ待ってよ〜」
ショートカットの子がついていく。




綾香は部屋で1人ニヤニヤしていた。

絶対さよならだと思ってたのに…

これは逆転サヨナラホームランだよぉ〜


彼氏…
「きゃっ恥ずかし」
ベッドの上でゴロゴロしている。


もうずっと太陽が輝いている気分だ。

「またメールするから」

て言っていた。

そして優しいキス。



舞い上がって月まで行けそうだわ〜

ウヒヒ。


そして嬉しそうに言った。

「恋愛音痴卒業で〜すっ」
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