先生の天使
裕二のように緊張しなくても平気だと思った綾香は紹介してもらったりしたが、裕二のようにスッと会話できない。

合コンから1年が過ぎようとしていた。

面倒身のいい先輩が
「誰がいいの?」
と諦めたように聞いてきた…
思い切って言ってみた。
「合コンの時の裕二君…」
えぇ?と驚かれる。
しかし
「連絡取ってあげる!!旦那が連絡先知ってるから!!」
と言うわけで裕二と会える事に。
その日裕二は大きなお祭りに参加している。
家から近いので行くことに。浴衣にしてみることに。
ちょっとテンション上がってるなぁと自己判断。

自分の連絡先を書いた紙を用意して出発。

お祭り…参加者多すぎ…
探すのに一苦労。

暫くしたら、いたいた裕二君だ。お祭りの人の格好してる。連絡先を渡してそれから「連絡ちょうだい」ていうのが精一杯だった。情けないなぁ…

すると後日、裕二から呑みに誘われた。

こ…これはデート?
デート!

どうしよう。
何着てくの?
ひょえ〜どうしよう。

お化粧した方がいいの?

プチパニックになる綾香。
なんとか洋服決めてメイクもして舞い上がりながら待ち合わせ場所へ。

近くに串焼きが美味しい所があるからそこにしました。
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