先生の天使
「あ、綾香はこれ」
ポケットから小さいデジカメを渡される。
「撮ってみ?はまるから」
入り口入って絶句。
山じゃないか。ずっと登り続けて撮影するの?と不安になる。
「象だぞ、綾香」
「ま…待って……」
ひとつ急な坂を登って綾香は限界。汗だくだ。
「綾香お前…運動不足すぎ」
「だってぇ」
何とか象までたどり着く。
象はのんびりとお食事タイムだ。
裕二はバズーカでバシャバシャと撮っている。
「えと…シャッターはこれかな?」
象の方に向けるとボタンを押す。
「カシャン」
とシャッターのきれる音がする。
「あ…撮れた」
ホッとする。
象が動く度「いいね〜」とバズーカを撃っている裕二。
ヘタしたら怪しいカメラマン。
うっかり笑ってしまうが裕二は気付かない。
裕二はハナからここに行くって決めてたんだ。
だからスニーカーでとかズボンでって言ったのか……
「確信犯だわ」
「よ〜し、次行くぞ〜」
慌ててついていく。
山あり谷?ありの動物園。綾香の体力の限界で1/3で終了した。
「綾香は〜体力つけておくように」
帰りの車で裕二が言う。
「はい…」
そういうしか無かった。
「でも楽しかったな」
と締めてくれたので元気よく「うん!」と答えた。本当は疲れてヘトヘトだったんだけど……
ポケットから小さいデジカメを渡される。
「撮ってみ?はまるから」
入り口入って絶句。
山じゃないか。ずっと登り続けて撮影するの?と不安になる。
「象だぞ、綾香」
「ま…待って……」
ひとつ急な坂を登って綾香は限界。汗だくだ。
「綾香お前…運動不足すぎ」
「だってぇ」
何とか象までたどり着く。
象はのんびりとお食事タイムだ。
裕二はバズーカでバシャバシャと撮っている。
「えと…シャッターはこれかな?」
象の方に向けるとボタンを押す。
「カシャン」
とシャッターのきれる音がする。
「あ…撮れた」
ホッとする。
象が動く度「いいね〜」とバズーカを撃っている裕二。
ヘタしたら怪しいカメラマン。
うっかり笑ってしまうが裕二は気付かない。
裕二はハナからここに行くって決めてたんだ。
だからスニーカーでとかズボンでって言ったのか……
「確信犯だわ」
「よ〜し、次行くぞ〜」
慌ててついていく。
山あり谷?ありの動物園。綾香の体力の限界で1/3で終了した。
「綾香は〜体力つけておくように」
帰りの車で裕二が言う。
「はい…」
そういうしか無かった。
「でも楽しかったな」
と締めてくれたので元気よく「うん!」と答えた。本当は疲れてヘトヘトだったんだけど……