先生の天使
第8章
裕二の家で撮った写真を早速パソコンに落としていた。
裕二がバズーカで撮ったのは大きくて迫力のある写真だった。
「わ~凄いね~」
「よし、次は綾香のだ」
と綾香からカメラを受け取りパソコンに落としてみた。
するとそこに写ったのは…
「ほとんどが…ピ…ピンボケ…」
綾香はがっかりする。
「せっかく一生懸命撮ったのに…」
落ち込む綾香に裕二は
「あ、でも見れるのもあるぞ。このパンダはいいよ」
と焦ってフォローする。
「ホント?」
綾香がディスプレイを覗き込む。
そこにはパンダが笹を食べているところが綺麗に写っていた。
「良かった~」
途端にご機嫌になった綾香に裕二はプッと笑う。
「で、綾香」
「ん?」
ディスプレイを指して言った。
「これ、俺?」
はっそうだ!こっそり撮ったんだった!
「えへへ。それ印刷して~」
悪びれもせずにいう綾香に裕二はまたプッと笑った。
「だって裕二君の写真って無いんだもの」
その言葉に裕二がびっくりする。
「ええ?そうだっけ?」
「うん、二人のもないよ。裕二君の写真欲しかったんだ」
その言葉に裕二は赤くなる。
相変わらず無心でこういうこと言うから困るなぁ…。
裕二がバズーカで撮ったのは大きくて迫力のある写真だった。
「わ~凄いね~」
「よし、次は綾香のだ」
と綾香からカメラを受け取りパソコンに落としてみた。
するとそこに写ったのは…
「ほとんどが…ピ…ピンボケ…」
綾香はがっかりする。
「せっかく一生懸命撮ったのに…」
落ち込む綾香に裕二は
「あ、でも見れるのもあるぞ。このパンダはいいよ」
と焦ってフォローする。
「ホント?」
綾香がディスプレイを覗き込む。
そこにはパンダが笹を食べているところが綺麗に写っていた。
「良かった~」
途端にご機嫌になった綾香に裕二はプッと笑う。
「で、綾香」
「ん?」
ディスプレイを指して言った。
「これ、俺?」
はっそうだ!こっそり撮ったんだった!
「えへへ。それ印刷して~」
悪びれもせずにいう綾香に裕二はまたプッと笑った。
「だって裕二君の写真って無いんだもの」
その言葉に裕二がびっくりする。
「ええ?そうだっけ?」
「うん、二人のもないよ。裕二君の写真欲しかったんだ」
その言葉に裕二は赤くなる。
相変わらず無心でこういうこと言うから困るなぁ…。