ピュバティ ブルー


だが俺は絵描きになることを望んだ朝美のために二階堂の申し出をうけて、フランスへ勉強に行った。でも朝美の面影が脳裏から離れない。俺は毎日筆も持たずに酒と薬に溺れていたよ。もうどうにでもなれってね。そしたらまた朝美がきたんだ。
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